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おかがき病院 総合診療科


【おかがき病院 総合診療科】

月曜日午前中
担当 松(まつ)股(また) 孝
 おかがき病院総合診療部長・地域総合支援センター長
 日本尊厳死協会九州支部ふくおか会長・医学博士

めずらしい病気をズバリと診断するドクターGのようにカッコよい総合診療医ではありませんが、かぜにも心を騒がせる藪のような総合診療医をやっています。
4人にひとりが高齢者です。高齢者は多くの疾患を抱えている場合があります。そのような人には、多くの薬を使うよりも漢方薬が有効なことがあります。
「歳のせいかな?」と思っていた高齢者が、ビタミン・ミネラル不足で、貧血になったり、心臓が弱くなったり、足が腫れたり、認知症ぎみになっている場合があります。
骨が弱くなっているだけではなく、骨から溶け出たカルシウムが大動脈弁を狭くして、ちょっと動くと息切れしている高齢者もおられます。
便秘や不眠やこむら返りに苦しんでいる高齢者も多いようです。
そのような高齢者の皆様の総合外来を担当しています。同時に、福岡県中小企業団体中央会の機関誌NEWSふくおかの「今日も元気」コーナーを毎月担当している医師として、中高年の皆様の健康相談にも応じます。
福岡県に4千人おられる日本尊厳死協会の会員の皆様には、終末期医療に必要なリビング・ウイルに関する情報を、九州支部のふくおか会長としてお伝えしますので、総合外来をご利用ください。


①複数の病気を抱えている高齢者の総合診療
②中小企業や農家の人の健康相談に応じます
③リビングウイルに関する情報を提供します

連休前考

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地震の爪痕は深く、九州で今までにない規模の災害となっています。
そんな中、少しずつではありますが、復興の兆しも見えているようです。

隣県福岡として、九州の代表?として
今、自分たちにできる支援は何だろうか?

その一方で、ボランティアについて、素人が大勢で現地に乗り込むと、混乱を招き迷惑だという意見もあったり…
でも、何もしないよりはマシなのではないでしょうか

義援金は100%「まる」としても

鍼灸に携わる者として、その治療で被災者の方の力になりたいと考えています。
誰か良い方法があったら教えてください

連休のお知らせ

今年のGWは5月3・4・5日がお休みとなります。
カレンダーの赤い日以外は通常どおり営業しております。
みなさま楽しい連休を♪

赤ちゃん

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最近秋山鍼灸院。には赤ちゃんがよく登場します。

僕にもこんな時代があったのねー♪
と思いつつ、抱っこしたり癒されております。

僕の子供たちも、みんなもう小学生以上なので、とても懐かしい気分です。

秋山鍼灸院。では、安産や逆子などお母さんのための治療はもちろん、赤ちゃんや小さなお子さんにも治療が可能なんですよ♪
小児喘息や身長を伸ばす(!)ことなども鍼灸で対応できるのです。

最初は怖がるかもしれませんが…
慣れるとやみつきになるかもよ(^o^)

颯志(そうし)誕生

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お友達の助産師さんの娘さんに長男の颯志(そうし)くんが誕生しました。
鍼とお灸で安産のお手伝いをさせてもらいました。
さっそく元気そうな赤ちゃんを連れて鍼灸院に遊びに来てくれました♪
秋山鍼灸院では、元気な赤ちゃんとお母さんの身体にやさしい安産のお手伝いをしています。

健康に中医学セミナー のお知らせ

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皆様こんにちは。

来たる11月29日日曜日に、八幡西図書館にてセミナーを開きます。

皆様が日頃気になっているような事を、「中医学」「鍼灸」を通してわかりやすくお話しします。
(糖尿病、緑内障、メニエル、肩こり、うつ、膝と大腿神経、リウマチ、食事、運動、ほかいろいろ・・・)

ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
事前に、八幡西図書館もしくは当院にてお電話にてお申込みされてください。

詳細はこちらです。↓

NPO法人 いきいき薬膳研究会
<特別教養講座>
「健康に中医学」~東洋医学と鍼灸~

●日時 平成27年11月29日(日) 10:30~12:00
●講師 秋山鍼灸院院長 秋山 勇人
●会場 八幡西図書館 1F セミナールーム
●費用 無料
●定員 先着40名
●お申込み・お問い合わせ
    
  八幡西図書館 (北九州市八幡西区岸の浦二丁目2番1号)
         TEL 642-1186

  秋山鍼灸院。 TEL 771-8880
 

灘辺先生追悼

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8月14日
親友であり、先輩であり、後輩でもあり、家族でもあった灘辺鍼療所院長の灘辺隆治先生が永遠の眠りにつきました。
享年64才。我々の勉強会中国医学鍼灸研究会「霊枢2001」の会長でした。
先生との生前からの約束で、葬儀委員長を勤めさせていただきました。
ご会葬下さった皆様方、お忙しい中、誠にありがとうございました。
弔辞の中で、お伝えしきれなかった事がありますので、ブログを通してお話しさせていただきたいと思います。
 
昨年の暮れ頃より臍のゴマをとってお臍が膿んだということで、お酒も控え気味でした。
それでも勉強会には欠かさず参加しており、我々周りの人間も心配はしていませんでした。
今年に入り、まだ治らないということで少しまずいなと本人も考え始めたところ3月になり、腹水が溜まり、初めて本格的な検査を受けました。
癌マーカーが上がっておりました。しかし、場所の特定が出来ないまま、抗癌剤の治療を開始することになりました。
東洋医学のことを大好きな先生にとっては、苦渋の決断であったと思います。 
腹水が溜まるという、生活に差しつかえのある症状がなければ、おそらく抗癌剤治療を断っていたことでしょう。しかし、このときすでにステージ5で、余命9ケ月と家族の者には申し伝えがありました。
抗癌剤の治療を受けながら、中国の漢方で抗癌作用が強力といわれる天仙液、お灸などの東洋医学を併用しながら、短い闘病生活がここから始まりました。しかし、病状は日に日に悪化し、腹水は溜まりつづけ、一日に何リットルと抜かなければならない状態が続き、人とも会うことを控えるようになりました。この状況の中、周囲の方には先生の意向で本当のことをなるべく隠しておりました。それはなぜかというと、人から心配されたり、弱い所を人に見せるのが苦手だったからだと思います。

20代半ばでベーチェット病のため失明しながらも、前向きに立ち上がり、ポジティブに人生を生き抜いてきた先生でした。 
「常に人の事を思いやり、心配していた人間」だったので、その逆は苦手だったのだと思います。私とも調子の良い時しか会ってもらえませんでした。 自分が笑顔で人と会える時しか人と会いたくなかったのでしょう。そして、ニコニコしながら「そうなんか~」と言って、人の話を聞くのが好きな人でした。 自分の悩みやグチは話さない人でした。

先生本人は元気になってから皆さんにまた会うつもりで最後まで頑張っていました。
このような事情もあり、病気のことを伏せたままにしていたことを、ご理解いただければ幸いです。


追伸:闘病中、副作用の痛みできつそうでしたが、奥さんに自宅で見守られながら
私としてはとても幸せに見えました。

初夏

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いつの時代も、最後にお世話になるのは自然の恵み。

そんなことを考えるのは、齢のせいかも。

ほんの2か月前に植えたカボチャ・茄子・里芋・ピーマンの苗が

自然の力で巨大化しています。この畑は基本耕さない、消毒をしな

い、雑草はなるべくそのまま、肥料を入れない、水も最初にあげた

だけ、河原だったところに畑を作ったので、自然が勝手に必要なも

のを運んでくれるようです。まさに自然の恵み。

あまりの成長ぶりに、近所の農家の方たちもびっくりの様子。

将来は農業兼中医学で生きていこうと考えているんで、今は練習中

です。

アジ接岸

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北九州市の若松の海岸一帯に
今年も豆アジ(小アジより小さいアジ)
がやってきました、子供と遊ぶのには
最適だし、南蛮もおいしい初夏の楽しみです。

小アジの南蛮、我が家では素揚げにして作ります。
油がはねるのが難点ですがサクサクで香ばしく
できあがります。

今度は玄界灘にマグロを釣りに行きます。
福岡県ほんといいとこ。